| チーズのお話 |
| ワインに合わせる一番シンプルな食べ物...やっぱりそれはチーズですよね。 「今日のワインは何と一緒に会わせよう...?」と迷った時の救世主にチーズをどうぞ! チーズとワインの相性のことを「マリアージュ(結婚)」といいます。 ワインを気軽に楽しむ為にもチーズはかかせないパートナーなのです。 「このワインにはあのチーズ..」というような法則は存在しますが、私の周りでは固い ことは抜きにして、自分なりに好き勝手にマリアージュを楽しんでいる人がほとんど。 でも一応一般的に「合う」といわれているワインを各チーズの欄に記述してみました。 参考までにどうぞ!(ご自分でいろいろマリアージュを楽しんで下さいませ) このページは残念ながら販売ページではありません。(^^; あくまでも、ワインでも飲みながら、ちょっと寄り道していって下さいって感覚のページです。 私(松本)はあまり「チーズ」について詳しいというわけではございませんが、なんせ大好物! 私と同じ「単なるチーズ好き」の皆様、このページを見て次に食べるチーズの事を考えて お腹をすかせようではありませんか! あまりチーズは詳しくない「チーズ初心者」さんにとって少しお勉強になれば、とも思います。 |
| ■フレッシュ・タイプ | ||
| 一般に熟成させないものか、または熟成期間がとても短く作られたチーズは「フレッシュ・チーズ」 と呼びます。チーズの風味というよりも、ミルクの風味が印象的なチーズが多いですね。 「フレッシュ」というからには、新しい物を選ぶのがポイント。 黄色くなったものは味わいが落ちています。 |
||
| デンマーク クリーム・チーズ |
甘味が合って滑らかなクリームチーズは、牛乳に生クリーム を加えて作られたものです。プレーンの他に、フルーツや チョコレートが加えてあるものもあります。(デザート感覚) ※果実味がたっぷりで渋みが少なく後味も柔らかい赤など |
|
| カッテージ ・チーズ |
サラダに使ったりするのでお馴染みの「カッテージ・チーズ」 脂肪分が少ないのでダイエットにもピッタリ!のあのチーズ。 見た目はポロポロの豆腐ですよね。 ※ロワールのロゼ・モーゼル(ドイツ)の甘口の白など |
|
| フランス フロマージュ ・ブラン |
とても爽やかですが、ヨーグルトほどの酸味はなく、ほどよい コクを持った真っ白なフレッシュチーズです。滑らかなタイプの 「バチュ」とボソボソしたタイプの「カンパーニュ」の2種類が あります。粉砂糖やフルーツジャムをかけて食べるのが一般的 なのですが、塩・こしょうしてもおいしいです。 ※良く見かける「ブルサン・アイユ」はこれにガーリックとハーブ を加えた物。 ※カディヤック(フランス)などの極甘口の白 |
|
| イタリア マスカルポーネ |
過去に一世を風靡した「ティラミス」の原料にもなるこのチーズは ホイップした生クリームのような感じです。(塩気も酸味もほとんど ありません)そのままパンに塗って食べてもおいしいですよ。 ※ライン(ドイツ)の甘口白ワイン |
|
| イタリア フレッシュ ・モッツァレラ |
モチモチっとしてさっぱりとした食感のチーズ。 トマト・バジル・オリーブオイルと合わせた「カプレーゼ」という料理 でお馴染みです。というよりもピザに使うチーズといった方が 分かりやすい? ※スプマンテの酸が穏やかなもの、ロワールの酸が綺麗な 辛口の白イタリアのライトな辛口白 |
|
| ■白カビ・タイプ | ||
| 文字通り、表面が白いカビで覆われたチーズのこと。表面にカビを吹きつけて表面から熟成させ、 旨みの成分を引き出してきます。 |
||
| フランス カマンベール |
全体的に上品でクリーミーなこくがあります。国産のカマンベール は今ひとつコクがないような気がします。輸入物の上質なものは 少し指がめり込む程度に弾力性があって、熟成が進むにつれて 内側からとろりとしてきて、実に良い感じ!塩気も強くコクと 複雑性があります。チーズ初心者の方には国産の物の方が食べ やすいかも。 ※シードル、輸入ものならシャブリや男性的でほどよくパワフルな赤 |
|
| フランス ブリー・ド・モー |
フランスの誇り!ともいえる「ブリー」。チーズを食べ尽くした フランス人が最後に選ぶチーズとして知られています。 バターのようにコクがあって濃厚で、クリーミーで蜂蜜のような風味 もあって最高です。塩気もクセもカマンベールより少ないです。 フランスパンなどとご一緒に!相性バッチリ!個人的にかなり好物。 ※ボルドーでもタンニンのやわらかな赤、 白なら樽香のあるしっかりとした辛口 |
|
| フランス バラカ |
馬蹄形のチーズです。厚みのあるベルベットのような白カビに 覆われたクリーミーでマイルドなチーズです。クラッカーなどとも 合いますので気軽にどうぞ!本場よりも日本の方が良く見かける チーズらしいですよ。 ※コート・ド・ボーヌの白、シャンパン |
|
| ■青カビ・タイプ | ||
| ブルーチーズと呼ばれているのがこれです。塩気が強く、ピリッとした刺激があります。「これだけは 食べられない」という方も多いですよね。カビは大理石状で青い方が良い状態です。黄色がかって いたりするのはちょっと古いかも? |
||
| フランス ロックフォール |
羊乳から作られるロックフォールは、まさに通好みのチーズ ですね。強烈な香りに強い塩気、辛味のある味わい... 合わせるパンも白いものでは負けちゃいますのでずっしりとした パン・ド・カンパーニュなんかグッド。もろいので素手でいじると 大変なことになるよ! ※サンテステフなどのがっしりタイプのフルボディの赤 ソーテルヌの極甘口の白 |
|
| イタリア ゴルゴンゾーラ |
ブルーチーズが苦手!と言う人も、ゴルゴンゾーラからなら、 ブルーの世界に入りやすいかもしれません。ロック・フォール よりもクリーミーでクセもこちらの方が少ないです。ゴルゴンゾーラ には甘味のある「ドルチェ」、苦味とカビの酸味が控えめの 「ピカンテ」の2種類があります。生クリームと一緒に温めてパスタ ソースにしてもグッドです。(くどいけど) ※高品質なカベルネのフルボディの赤 |
|
| イギリス スティルトン |
英国チーズの王様といえば、このスティルトン。ゴルゴンゾーラと 同じく牛乳から作られたブルーチーズです。ねっとりとした食感で ピリピリした刺激も強く、苦味のある大人の味わいです。イギリス ではポートワインと合わせて楽しまれることが多いそうです。 ※ポートワイン、ソーテルヌの極甘口の白 |
|
| ■ウォッシュ・タイプ | ||
| チーズの表面に特殊な菌を植え付けて熟成させ、途中で菌の繁殖を促す為に、ワインやブランデー 塩水などで表面を洗って作られたチーズ。(だからウォッシュ)はっきりいって表皮はネバネバで、 慣れるまでそのキツイ臭いに閉口するかも。(私にはたまらないんですけど)ところが中身はねっとり とクリーミー臭いもあまり気になりません。 初挑戦で、臭いが気になってしまう方は、外側を取り除くといいかも。 |
||
| フランス マンステール |
ウォッシュの中では臭いがきついマンステール。 現地では消化を助けるハーブ(キャラウェイ)をふりかけて香りを やわらげて食べるそうです。中身はねっとりとしてクリーミー。 熟成が進んで芯がなくなり中心までとろりとした時が食べ頃の とてもおいしいチーズ。マッシュポテトとも相性抜群! アルザスのゲヴェルツトラミネール種の辛口の白など |
|
| フランス ポン・レヴェック |
ノルマンディー地方のチーズで、香はやや控えめで、初めて ウォッシュを食べる人でも抵抗なく楽しめます。まろやかなコクが あり後を引くおいしさです。白い普通のフランスパンと一緒に! ミディアムボディの赤 |
|
| フランス ピエ・ダングロワ |
ウォッシュの中では一番マイルドです。ウォッシュ特有の強烈な 香りもなく中身はとってもマイルドでクリーミー。はっきりいって 本場のカマンベールよりも食べやすく、チーズ初心者の人には おすすめ。パンに塗って良し、マッシュポテトと合わせてもグッド。 キリッとしてコクのある辛口の白 |
|
| フランス ラミ・デュ ・シャンベルタン |
まさにブルゴーニュの「シャンベルタン」を飲む為に作られたチーズ です。「ラミ」とは「友達」という意味だそうですから、まさにシャン ベルタンのお供!表皮はマール酒入りの塩水で洗われたもので、 やはり香りはそうとうキツく、表面はジト〜っと塗れています。 ですが、中身は濃厚でなめらか!熟成して中身がトロトロに なったら最高です。やみつきになりますよ。(私はなりました) もちろんシャンベルタン!(ニュイの力強い赤) |
|
| フランス ヴァシュラン |
トロトロ流れ出すようなクリーミーさと上品さ、樽香のような独特の 香りでマニアに人気の冬にしか食べられないチーズです。 買うタイミングが命のチーズなので、見かけたらぜひ、買ってみて! 塩気はマイルド、パンに合わせるのなら、ライ麦パンなど、白くない 田舎風のパンを選んでみて下さい。 賞味期限ギリギリで食べたほうが、全体的に熟成してトロ〜リ感 が増しますのでおすすめです。 |
|
| フランス リヴァロ |
塩気はそれほど強くありませんが、独特の強い香りがあります。 側面に葦の一種である「レーシェ」という植物が巻きつけてあります。 (最近ではオレンジ色の紙テープもあります)他のウォッシュに 比べると、表皮も乾いた感じでクリーミーではありません。 古くなると苦味が強くなりますので要注意! ※コート・デュ・ローヌのスパイシーで力強い赤 |
|
| ■シェーブル・タイプ | ||
| 山羊の乳から作られたチーズで、羊のあの独特の脂肪分の香りがチーズにもあらわれています。 山羊も羊も搾乳量が少ないので、必然的にシェーブルの生産も少なくなっています。 熟成が若いうちは酸味とコクがあって、熟成が進んでくると深まった味わい(へーゼルナッツの 風味?)が楽しめます。熟成を進めるために、外側に木炭灰を塗ってあるものもあります。 |
||
| ■セミ・ハード、ハード・タイプ | ||
| セミ・ハードとハードの区別は触ってみた固さから来るものではないそうです。加熱してから圧搾 するものをハード、加熱しないで圧搾するものがセミ・ハードと呼ばれるようです。 いろいろチーズを食べ尽くして来ても結局最後はここに戻ってきてしまう、そんなチーズ達ですよね。 |
||
| イタリア パルミジャーノ・ レッジャーノ |
パルメザンチーズでお馴染みのチーズです。粉チーズの原料と しては最高級品。薄くスライスしてサラダやカルパッチョにも良く 使用されますね。また、原型のまま大きくくり抜いたものを使った リゾットもたまりません!一般的な熟成期間は18〜36ヶ月だそうで その熟成中に、このチーズを担保に銀行からお金を借りれたりも する「価値あるチーズ」なのです。熟成物は高価! ※イタリアのフルボディーの赤 |
|
| スイス グリュイエール |
チーズ・フォンデュにかかせない主役のチーズで、料理に使われる ことの多いものです。若いうちは料理使いに向いていますが、 そのまま楽しむなら、6ヶ月以上熟成したもので、円を放射線状に カットしたものを選ぶとよいそうです。 ※コート・ド・ボーヌの白 |
|
| スイス エメンタール |
グリュイエルとともにフォンデュの主役のチーズです。このチーズの 特徴は穴がポコポコ開いていること!製造過程で発生するガスに よって出来る穴です。 良質のものは穴が正円でつややかな光沢があります。細かく 切ってサラダの具にしてもおいしいです。ナッツの風味があって コクがあります。 ※アルザスの白 |
|
| オランダ エダム |
オランダの有名なチーズです。赤いワックス(輸出用)で包まれた 丸くて底がたいらな外観。かすかな酸味があって、バターのように コクがあり、マイルドな味わいです。 ※ミルキーなシャルドネワイン |
|
| オランダ ゴーダ |
日本人にとって一番ポピュラーなチーズがこれ。国産大手メーカー の四角い箱型のチーズはこの分類に入りますが、(でも一度溶か して乳化剤添加したものです)を本場のゴーダは風味豊かで、 比べ物にならないコクがあります。ぜひ、一度オランダのゴーダを 食べてみて! |
|
@このページに関するご意見ご希望はメールでどうぞ@
当サイトの無断複写・転写は厳禁です。ご一報下さい。